南極探検クルーズ14日間
「世界の7番目の大陸・南極」への船旅
◎詳細日程
アルゼンチン最南端のウシュアイアからドレーク海峡を横断して南極大陸の最北端に位置する南極半島を巡ります。沿岸を航行して見学している間、愛らしいペンギンやアザラシ、クジラ、多くの海鳥が出迎えてくれます。さらに南極大陸に実際に上陸し、南極の壮大さを実感します。南極の船旅は生涯忘れられない素晴らしい思い出となることでしょう。
◇クルーズハイライト
・このコースは南極旅行の決定版で、耐氷船で南極半島の数多くの見所を訪れます。
・ペンギン、アザラシ、クジラなどの野生動物を観察いたします。
・船上では、南極の魅力あふれる野生動物、探検の歴史、自然などの多彩なレクチャーが予定されています。
■1日目 東京・成田を出発
(16:50〜19:30)東京・成田発、ブエノスアイレスへ(米国内乗継便にて)
日付変更線通過
■2日目 アルゼンチンのウシュアイア到着
午前、ブエノスアイレス着後、入国手続をし空路シャトルバスでアエロパルケ空港へ移動します。
午後、空路、南米最南端ウシュアイアへ、ウシュアイア着後、ホテルへ宿泊。
■3日目 乗船/ウシュアイア出港
世界最南端の港町アルゼンチンのウシュアイアは、パタゴニア地方や南極への旅の玄関口として、また交通の要衝として栄えています。
海と山に囲まれた美しいウシュアイアの町の散策をお楽しみください。手づくりチョコレートやアルゼンチンワインなどお土産も充実しています。
夕刻、いよいよ待ちに待った南極へ向けてウシュアイアを出港します。本船はビーグル水道を進みます。この水道は、チャールズ・ダーウィンが世界周航したビーグル号に因んで名づけられたことでも有名です。私たちの船出を祝うかのように山裾に開けたウシュアイアの町が夕日を浴びて光り輝き、船尾には多くの海鳥が追いかけてきます。
■ 4〜5日目 ドレーク海峡横断クルーズ
天候の予測が難しいことで有名なドレーク海峡を横断します。ここでは刻々と天候や海象の状況が変化しますので備えが必要です。南極旅行の安全のためのガイダンスや南極の野生動物や探検の歴史などレクチャーも始まります。
■ 6〜9日目 サウスシェトランド諸島と南極半島
南極収束線を越えると、暖流と寒流がぶつかる肥沃な海域が広がり、地理的にも生物学的にも南極地域に入ったことになります。
やがて南極大陸が見えてくると、ついに地球最後の秘境へやってきた実感が湧いてくることでしょう。
この行程では1日平均2回、上陸観光やゾディアック・クルージングで入り組んだ氷河の湾部や氷山のひしめく水路などを探検する予定です。営巣地のおびただしい数のペンギンやアザラシ、クジラ、シャチなどとの出会いをお楽しみください。
南極半島には標高の高い山々が多く、最高地点は海抜2800mほどあります。オルネ湾に停泊する際は雪道を辿り、360度、白銀のパノラマが広がるポイントへとご案内いたします。また、この山の尾根はヒゲペンギンの巨大な営巣地となっています。もちろん、海岸線でかわいいペンギンの雛を見ながらマイペースで見学をして頂く事もできます。さらに「ポーラー・プランジ」と呼ばれる「南極海飛び込み大会」も予定されています。笑いあふれる楽しい参加型イベントをお楽しみください。
ネコ・ハーバーでは、ペンギンたちが氷河の裂け目で小砂利を巻き上げながら、大騒ぎで小競り合いをしているさまをご覧いただけるかもしれません。壮大な氷河が印象的で風光明媚なパラダイス湾や陥没した火山性カルデラの巨大湾部へと通じるデセプション島などを訪れる予定です。また、ポートロックロイのかつてのイギリスの観測基地は、今では博物館兼郵便局に生まれ変わっており、お土産の購入や絵葉書を郵送することもできます。パックアイス(流氷)や氷山に阻まれなければ、高くそびえる岩肌と氷河に挟まれた絶景のノイマイヤー海峡やルメール海峡の航行も予定しています。
航路によっては、ルメール海峡をさらに南へ航海してピーターマン島や、逆に南極半島の北側を周ってアイスバーグアレー(氷山小路)への探検航海をする場合もあります。ここは巨大な卓上氷山が北へ向かって漂流し、南極海峡へと流れ込む場所です。天候と氷の状態が許せばポーレット島に上陸し、広大なアデリーペンギンの営巣地を見学する場合もあります。
乗船中はエクスペディション・チームによる野生動物などの生態や南極の自然、探検の歴史などのレクチャーやプレゼンテーションも予定しています。さらに各ポイントにおいてカヤックやキャンプなどのアドベンチャー・オプションもご用意しております。
■10〜11日目 ドレーク海峡横断クルーズ
南極大陸に別れを告げ、再びウシュアイアに向けて進路をとります。最後のプレゼンテーションではこの探険旅行を振り返ります。
■12日目 ウシュアイア入港/下船
午前、ウシュアイアに入港。下船後、クォーク社のスタッフが空港までお送りいたします。
ウシュアイア発、ブエノスアイレス乗継にて帰国の途へ
■13日目 日付変更線通過
■14日目 東京・成田へ到着
(13:35〜16:25)東京・成田着後、入国・通関・解散 |