プクプク通信


第4号
発行日:1999年11月1日
今月は、お客様からお寄せいただいたお便りを特集します。

船旅情報・外船編

アジア最大の客船運行会社スタークルーズは、シンガポールと香港に加え、今月からタイのラムチャバン港にもベースポート機能を拡張、日本を含むほぼアジア全域にクルーズ海域を広げています。また、注目の日韓定期クルーズ航路に「スーパースタートーラス」を投入し、来年3月までに運行を開始すると発表しました。同船は、フィンランドのネプチューンマリタイムから3年間チャーターするもので、現在は、米国ノルウェージャンクルーズラインが用船し、「リーワード]の船名で運行しています。(25,000トン・定員950名)詳細お問い合わせください。

船旅情報・フェリー編(催行決定)

★ 12/31発蘇州号上海きままクルーズ
1等相部屋希望の男性募集中!お一人参加で思案中の方、ぜひどうぞ。
★ 12/28さんふらわあえりも2000年初日の出
2等寝台まだまだ残席あります。日本で一番早い初日の出をノサップ岬沖でご覧ください。
専属ダンスインストラクター田中先生乗船決定。
ダンスクルーズとしてもお楽しみ頂けます。



感動航海2000年2〜9月スケジュール発表

★MOPAS感動航海の2000年2月以降のスケジュールが発表されました。予約受付開始。
ふじ丸早春の南紀・南部梅林クルーズ(2/21〜2/23)
ふじ丸小笠原スプリング名古屋発着(3/6〜3/10)
ふじ丸陽春のワンナイトクルーズ(4/6〜4/7)
ふじ丸鳥島・伊豆諸島周遊クルーズ(4/7〜4/9)
ふじ丸春の日本一周クルーズ(4/10〜4/19)
ふじ丸新緑の屋久島・種子島 関西発着(5/25〜28)
ふじ丸阿波徳島、鳴門 名古屋発着(5/29〜5/31)
にっぽん丸初夏の利尻礼文天売神戸発(6/25〜7/1)
ふじ丸横浜花火大会と伊勢志摩(7/20〜7/23)
にっぽん丸東北三大祭クルーズ(8/1〜8/7)
にっぽん丸阿波踊りと伊予三島(8/13〜8/17)
ふじ丸秋の日本一周クルーズ(9/18〜9/27)


編集部より…
サブリナ・ブルーゼファーとお別れをしてきました。大好きな船がなくなるのがこんなに辛いとは始めて知りました。10月末現在会員数約230名。M.G
■創業記念クルーズ「サブリナ・ブルーゼファー」の北海道クルーズ2本が無事終了いたしました。
10月1日発4日間クルーズは、強風のため、釧路入港が送れ、ブリッジもつけられずに、車両甲板からの乗下船という貴重な体験をしました。
10月15日発5日間クルーズは、お天気に恵まれ、紅葉の真っ只中の道東を満喫できたツアーとなりました。川湯の温泉は美肌に効果あり!
ご参加の皆様ありがとうございました。
フェリーの女王サブリナ・ブルーゼファーは10月末で旅客業務を終了し、その後韓国に売船となりますが、たくさんのお客様に残った思い出はいつまでも語り継がれることでしょう。
クルーズネットワークでは、韓国でフェリーとして活躍するサブリナ・ブルーゼファーに会いに行くツアーを企画中です。お楽しみに!

■第1回まんぼうくらぶおしゃべり会を行いました。
10月25日(月)日本橋公会堂に於いて「ボイジャーオブザシース」の公開講座として開催し、愉しい午後のひとときを過ごしていただきました。ゲストスピーカー和田美穂子さんのオリアナで行く世界一周クルーズのお話も交え、 和気あいあいの茶話会となりました。参加者17名。今回の日本橋銘菓は、寿堂の「黄金いも」をご用意いたしました。 第2回は、11月26日(金)14:00〜です。
テーマは話題の「スタークルーズ」です。ゲストスピーカーは、吉本興業鰍謔閨A山下善久さんに船旅と健康と笑いについてお話いただきます。皆様ぜひいらしてください。予約受付中。


















会員お便りコーナー<特集版> (紙面の都合上、抜粋させていただきました。)

私は海が好きで、船が大好きで旅が好きです。
私のライフスタイルの半分は、それらで占めております。そんな時元エムオーツーリストでお世話になった稲葉氏と権チャンが新しいクルーズ専門会社を作ってデビューされたので、諸手を挙げて賛成した一人です。
海、船、旅と全てを合体して企画し脚色し、監督してくれる会社は今までありません。プロデューサー、ディレクターとしてスケジュールを組んでくれるので、私はプレーヤーとして動いていれば良いという、誠に私のようなものぐさには最適の会社で喜んでおります。船旅は人々の出会いとふれあいの場として最高です。多くの友人が遠く、近くにできて何よりです。
船旅は良く容酔うというお話がありますが、心配はありません。生姜(はじかみしょうが)1本あれば大丈夫です。私も先輩に教えられ、テストしてみたところ、全く満点です。皆さんも生姜2〜3本用意して船に乗って試してみてください。船でお会いできることを祈っています。

まんぼうくらぶ会員  高崎市 田村 日出雄様
船に乗りたい。船に乗って仕事をしたいと思っていた、高校の夏休みに、静岡の折戸湾に面した、当時清水の商船学校への合宿の参加に一番に手を上げたことを思い出す。親の反対で海に無関係の仕事に付き、いろいろと多忙に過ごした毎日の中で、船に乗ることは自分達には縁遠い事のような気がして、ずいぶん長い年月諦めて、短時間の東京湾の納涼船や青函連絡船に乗って青白い航跡を見て、いつまでもたち尽くしていた。こんなとき、ふとした事で96年4月に名船「おせあにっくぐれいす」に乗れることになった。しかも2泊3日の無料招待であった。そのときの喜びと期待は、書ききれない、そんな夢の船旅体験であった。始めてなので少し遠慮気味に終わったが、その後昭和海運が客船部門から撤退することを知り、97年4月に再び乗船の機会を得た。…が、同6月にお別れとなった。少しクルーズが身近に感じてきた頃、社交ダンスを習い始め、同じにダンスの雑誌でダンスクルーズがあるのを知った。「さんふらわあとさ」に始まり、1泊で朝も早い下船だったので残念だったが、…これが私の船旅のきっかけになった。思い出の「とさ」も「くろしお」に代わり、高知への往復、「おりえんとびいなす」のワンナイト、そして、「サブリナ・ブルーゼファー」も思い出ができて3度目で少しわかってきたのに、またもサヨナラ。乗った船がなくなるのは本当に悲しいし、淋しい。今回はもう会えなくなると思って、ビデオを撮ってみた。客船も素晴らしいだろうが、気楽なフェリーが自分にはあっているようだ。ぜひまたダンスクルーズにつれていってほしい。(抜粋)

まんぼうくらぶ会員  東京都 河田 誠作様
九月八日のお披露目パーティーでは沢山のにぎやかなパーティーにお招きいただきありがとうございました。稲葉氏いささか興奮して、挨拶も短くあわや両目に大粒の…と感じられる初々しい挨拶に権チャンの助け船で1本締まり、心温まる非常に良いパーティーでした。お二方の船出をお祝いして、一言私のクルージングに寄せて、少々おしゃべりさせていただくことになりました。
私が始めて船に乗ったのは、1966年4月プレジデントクリーブランド号で、香港まででしたが、主人の仕事の関係でファーストクラスでした。その頃は、タイタニック号のように、三等客船は、上から眺められ、ニューヨークで1924年から10年間住んだ頃、バス等も黒人とユダヤ人とは、座席も船のように差別してあり、慣れない私はとても心苦しい思いをしたことでした。船には、ニューヨークで知り合ったテンセントストアの社長未亡人と乗船したので、ファッションや、マナー、言葉遣いなど沢山のことを経験し勉強させていただきました。ファーストクラスの客人は、毎夜、どなたかがデーブルの人にワインを振舞うのです。毎夜キャプテンとご一緒で、10年のニューヨーク経験があったので、少しは私もゴチゴチにならず、経たな英語でも皆に話を通して愉しい日々を過ごしました。その後は、QEU。その頃の日本では、それほど知られていなくて、QEUが日本に寄港し突然宣伝が行き届き、クルージング時代の幕は切って下ろされたと思います。キュナードのサガフィヨルド号は、今はリタイヤしましたが、その船のみで世界のほとんどを巡りました。(抜粋)

まんぼうくらぶ会員  東京都 森貝 光子様
釧路入港日、あいにくの悪天候につき、入港時間が遅れた関係上、釧路滞在時間がやや少なくなりましたが、今回の乗船目的は、サブリナの残り少ない勇姿をみたいということでしたので、満足しております。上り下りで計60時間位の乗船時間ですが、これ位乗らなければ船の良さはわからないものと思います。
プロムナードギャラリー、フォワードサロン、ステラ等の優れた設備、また静かなエンジン音は船旅をより一層充実したものにしてくれます。クルージングフェリーと呼ばれた理由がわかります。歴代豪華フェリーとして、すでに引退しておりますが、さんふらわあ11、クイーンコーラルを挙げる人がいますが、サブリナ・ブルーゼファーもぜひそれらの仲間に入れてほしいものと思います。スケジュール表によれば、両船11月12日、14日に東京入港をもって引退となります。長い間、「お疲れ様」と、さらに今後のご安航を心から祈りたいと思います。

まんぼうくらぶ会員  川崎市 日高 睦男様

=まだまだお便りいただいておりますので、次回お楽しみに。=