オーシャン・ノヴァ

白夜の世界を体験

◎概要
トロムソからめったに訪れることのないベアー島を経て白夜に輝く極北のスピッツベルゲン島への壮大な旅です。雄大なフィヨルドや氷河、海鳥やセイウチ、ホッキョクグマなど北極の魅力を満喫します。さらにツンドラ大地でのハイキングでは地球の息吹を味わう事ができるでしょう。

◎詳細日程
■第1日目　　トロムソ出港
探検船「オーシャン・ノヴァ」に乗船。ノルウェーのトロムソから北極クルーズに出港します。

■第2日目　ハンメルフェスト観光
極北の先住民、サーメ人の文化の中心として知られるハンメルフェストは、第二次世界大戦で徹底的に破壊されましたが、ノルウェーで最も歴史の古い町です

■第3日目　ポルサンゲンフィヨルド観光とノールカップ通過
ルドは、全長123kmのノルウェーで4番目に長いフィヨルドです。ノルウェーの町の風情がある小さな集落の一つを訪れます。その後、307mの断崖がそそり立つヨーロッパ最北端のノールカップを通過します。

■第4日目　ベアー島観光
ベアー島と名付けられていますが、この島では、滅多にホッキョククマを観察することはできません。ここでは何十万羽もの海鳥を観察することができるでしょう。この島は、フルマカモメやミツユビカモメ、ウミスズメ、ハシブトウミバトの重要な繁殖地としてバードライフ・インターナショナルによって特定されています。多くの残骸が残るもののウォーラスベイの捕鯨基地跡と北部の石炭鉱山跡の保存状態は、涼しく乾燥した気候のため驚くほどしっかりしています。

■第5〜11日目　スピッツベルゲン島観光
野生動物の探索をしながらスピッツベルゲン島の西部とフィヨルド、北方の島を巡ります。この島の植物や氷河は野生動物と同じように多種多様です。見どころとなるポイントは、「7月14日氷河」、「スミーレンブルグ」、「モナコ氷河」、「ガシャムナ」などが代表的な見学予定地です。野生動物や風景、歴史などをお楽しみください。
ホルンスンは、ホッキョクグマのお気に入りの狩猟場でしばしば観察することができます。また、セイウチの観察や撮影には、プールピントンが最適な場所です。セイウチの群れを横切ると、一斉に巨大な体を動かし、大きな音をたてて、われ先にと海へ向かって走る様はまさに圧巻です。もし状況が許せば、「スミーレンブルグ」では、スノーシューで雪上を歩く体験も予定しています。この雪上探索では、17〜18世紀にかけて極地の過酷な労働条件の下で、亡くなった捕鯨員たちを追悼するために建てられた記念碑を訪れる予定です。
スピッツベルゲンの雄大な自然美は尽きることがありません。夏の陽光を浴びた草花が咲き乱れ、ツンドラの大地は驚くほどカラフルです。珍しい海鳥や獲物をとっているホッキョククマなど毎日、新しい発見をすることができるでしょう。

第12日目　ロングイヤー・ビーエン入港／下船
朝、ロングイヤー・ビーエンに入港します。下船後、空港及び町の広場まで送迎があります。