まんぼうくらぶ会員活動報告 クイーンビクトリアの見学
和田 美穂子

長崎・松ヶ枝岸壁に寄港したクイーンビクトリアの船内見学ができました。

クルーズネットワークの手配で埠頭前のホテルロワジール長崎に前泊し、次の朝、まだ暗い5:30にお迎えに行きました。ゲートはテレビ局、新聞社と私の3組だけで、外の公園や橋の上には、船好き、カメラ好きが集まっています。

定刻7時にお姿が見え始め、静々ととても長い時間をかけ、着岸しました。その気品あるお姿は「ようこそ日本へ」と声をかけたくなりました。自由に写真を撮れましたので、歓迎セレモニーの準備が始まるのを見ながらホテルに戻り、おいしい朝食を済ませました。
そのとき、窓を見て、大発見!すぐ目の前にQV様がいらっしゃるのが見えました。コーヒーを手に窓を見に行って、思わぬ美しいお姿を見られました。この風景はぜひ、船好きの皆様に見ていただきたいとホームページに乗せてもらいたいとお願いしました。
入出港の見られる松ヶ枝埠頭には舳先は公園の石橋より、全体は山の上グラバー園しかなく、このロワジールホテル長崎のレストランからは最良のスポットです。

また、来秋には、新客船ターミナルができると聞きました。きっと、よい風景が撮れるでしょう。
午後、見学会が始まるまで、国際待合所で参加者や、これから乗る乗船客とそれは楽しく情報交換をしました。

慣れた一人旅の方が多く、80歳くらいの女性は17日間で、シンガポールまでといわれ、前のお二人は5〜6回目で同じくシンガポールまで、ニューヨークの最終港までの方は、さよならデッキにいたご夫婦です。

いよいよ見学が始まるとその船内は、すばらしいの一言で、総木造りで、濃茶の色で統一されています。天井は高く重々しい彫刻で飾られ、エレベーターまで銀細工のようでデッキごとに違う模様です。邦船との違いは、パブリックスペースの上手な配置です。どこでもすばらしい革張りの椅子がたくさん並び、どこも広々と歩きやすく、初心者の方々も船内迷子にならないでしょう。ダンスルームはシャンデリアが輝き、近くでバンドマンがリハーサルをしています。

ダンスホストもたくさん乗っていると聞きました。さんざめく夜、白い服の船員さんやダンスホストと踊り明かすのも良いですね。その他パブリックをすべて内部まで見せてくれました。キャビンのショールームは今回は無く、ちょっとがっかりです。邦船にはない、24時間食事ができるレストランや、半分がバイキングで、あと半分がコース料理が食べられる点が良い方法だと感心しました。乗船客も気楽に声をかけてくれます。

私は1990年頃から英国船キャンベラに乗り始めました。この豪華船以来のすばらしいクイーンビクトリアのこれぞ英国文化そのものです。日本人客が多い港から日本人コーディネーターが乗るそうです、言葉や食事には不自由はないそうです。

2時間の見学を終え、見送りはできませんでしたが、横浜に戻り、姉妹船クイーンメリー2にご挨拶に行きます。

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