|
|
| 「まんぼうくらぶ活動報告 ベトナム・ハロン湾 バイオレット号・乗船レポート」 |
| 〜乗船リポート〜 |
| 土手一正 |
今回もお世話になりました。
ハロンバイオレットについて報告させて頂きます。
詳細は別便でお送りする、船内新聞のコピーも参照して下さい。
ハノイ市内から乗船までホテルにて、8時半に現地ガイドと待ち合わせ、車で移動。
途中、1時間半ほど走った後に、土産物屋にて休憩。買い物も可能。
ハロン湾の乗船場所に到着したのが12時15分位。
車は桟橋前に泊まってくれたので直ぐにバイオレットのクルーと合流。
直ぐにテンダーに案内され、沖合いのバイオレットに移動し乗船。
貴社より事前に頂いた日程表にはガイドは乗船しない旨の但し書きがありましたが、
ガイドも乗船する予定だったようです。
当方としては、言葉が判ろうが判るまいが船上では1人気ままに過したい主義なので、お断り申し上げ帰ってもらいました。
その際、現地旅行社の日本人社員と電話で話した所、終始同行と言う形で実施してるらしいと言うような事を言ってました、もちろんお客様が希望されない場合は同行しないそうですが・・・。
乗船後、ウェルカムドリンクをサービスされ直ぐにクルーより船内新聞に沿って、クルーズの説明あり。
その後、客室に案内され、室内の説明を受けて、乗船完了。
客室・船内の雰囲気
同じく別便でお送りするパンフレット及び添付の写真を参照して下さい。
バイオレットの客室はデッキ2層に分かれて6室ありました。
当方が利用した下層には小さめな客室が2室とダイニングエリア・レセプション兼用のバーコーナー・ジム・スパ等がありました。
上層のデッキには大きめな客室が4室とラウンジエリアがあります。
客室は、キャビン番号ではなく、それぞれに名前が付けられ、室内も名前にちなんだ装飾が施されています。
ちなみに当方の客室はWATERという名前で、室内の装飾は水の中を泳ぐ魚でした。
小さめな客室とはいえ、面積的にはスイートとして通用するであろう広さがあります。
バルコニーの広さも結構広く、船首に向かって設置されているので眺望は抜群でした。
室内の備品は、机・寝椅子・大型の薄型テレビ・ミニバー・冷蔵庫・エアコン・金庫など。
冷蔵庫内の飲み物は、有料ですがビールやソフトドリンクなどが数種類、ミニバーのボトル棚には洋酒が数種類設置されておりました。
種類としては、そこそこ良いランクのホテルのような感じでした。
金庫は4桁の暗証番号式、何処にでもある金庫です。
金庫はクローゼットの中にありましたが、クローゼットの扉の立て付けが些か悪かったです。
バスルームには大型のジャグジーバスと独立したシャワールームがあり、アメニティの種類も充実してました。
水やお湯の出は悪くなく、快適に利用できるかと思います。
ただ、所々タイルが欠けていたりなど、気にする人は気にすると言うような所はありました。
1泊とは言え、夕食中に客室内の清掃が成され、ベッドも就寝用に。
同時に、冷蔵庫内の飲み物や机の上のミネラルウォーターも補充されてました。
客室が、各個に名前を持ち、異なるデザインの装飾がなされていると言う所に深い関心があります。
次回乗船の機会がある時は、違う名前の客室を指定したいと思います。
でも、ブリッジ脇の部屋という立地が気に入ったので、同じ部屋を選んでしまうかも知れません・・・。
客室の指定が出来るか否かについても、案内できるよう、、と思います。
総合的に判断して、客室の快適度としては、当方が乗ってきたどの船よりも良かったと思います。
食事など
船内での食事は、昼食・夕食・早朝の軽食・ブランチと4回ありました。
メニューとしては、昼食・夕食がベトナム料理と西洋料理のアラカルト。
早朝の軽食が、マフィンやクロワッサン、ブランチが普通の朝食がボリュームたっぷりになった物といった感じでした。
どの料理も味は悪くなく、美味しく頂く事が出来ました。
食事場所としては、昼食と早朝の軽食、ブランチがダイニングエリアで、夕食が野外のデッキででした。
食事中などの飲み物は、メニューを見る限り、それなりの品数で、ワインなども結構な種類が用意されているようでした。
水と食後のコーヒー紅茶以外は有料でしたが。
サンセットにあわせて催されたカクテルパーティーは客数が客数ゆえに盛り上がるという訳ではありませんでしたが
ハロン湾の絶景の中に沈む夕日を楽しめて、忘れえぬ経験になりました。
この船の食事は、当方を満足させるに十分な物でした。
寄港地・アクティビティなど
寄港地としては、1日目に洞窟、フィッシングビレッジでのバンブーボートクルージング
2日目にビーチでの散策の3箇所。
1日目は、テンダーで洞窟に向い、洞窟観光の後、そのままテンダーでフィッシングビレッジに向いバンブーボートで博物館のような所へ移動して、そこからテンダーで帰るという行程。
2日目のビーチはビーチの沖に停泊し、テンダーでビーチへ行くと言うもの。
このビーチでは、泳がなくても、背後の山に登ると綺麗な景色の中に停泊するバイオレットの姿が見る事が出来ます。
ただ、途中まで下整備された道でない為、お年寄りには不向きかと思います。
船内新聞を見たときは、短い時間でこれだけの場所なんで引きずり回されるだけの様な気がしたんですが、
割と余裕ある時間配分で、急いでるとかそうゆう雰囲気でもなく、ゆっくり楽しめた気がします。
寄港地以外でのアクティビティとしては、曳航しているバージにカヤックを搭載してました。
希望すればカヤックも楽しめるのかと思います。
小さい船ですので、多くの施設はありませんが、ジムとスパが設置されておりました。
ジムにはランニングマシーンとウェイト系のマシンが1台ずつ、それにサウナがありました。
サウナは起動してませんでしたが、タイルなどの用意はありましたので、希望すればサウナも利用可能かと思います。
スパは利用させて貰いましたが、数種類のエステメニューの他に、ネイルも出来るようです。
スペースの関係もあり、利用の際は予約される方がベストかと思います。
当方も、予約して利用しました。
90分のアロマと暖めた石？を使うコースで55ドルでした。
非常に快適でした。
以上のように、小さい船なのに、複数泊のクルーズも可能なのではと思えるような内容で、この面でも、大いに満足しております。
その他
船内通貨はUSドルとベトナムドン、クレジットカードがビザ・マスター・アメックスの3種類
購入した時のサインなども特に無く、下船前のブランチ中にテーブルに伝票が届けられ、
その場で精算というシステムでした。
6室しかない船なので、サインなど貰わずとも、管理が出来ると言う事なのでしょう。
とにかく、世話要らずでした。
船内での公用語が英語
船内での案内放送は等はなし、寄港地に向う案内などは時間に客が来なければ
部屋に呼びに来てくれるといった感じでした。
クルーたちは皆、礼儀正しく、愛想が良くて、好感触な若者たちばかりでした。
語学が堪能な方が乗られたとしたら、自分の船に乗っている様な感覚で寛げるのではと思えてしまいます。
下船について
改めて書く事も無いかと思いますが流れと言う事で。
下船日の朝に、ビーチへ寄港。
その為か朝食が無く、ブランチが9時30分よりサービスされました。
荷物はブランチに出る前に部屋の前に出して置きます。
その際、部屋の鍵は掛けずに、手荷物も持参の上でと案内されました。
ダイニングエリアで、鍵を返却し、ブランチ中にクルーが清掃をかねて客室に入り、冷蔵庫やミニバーをチェックして、
そのまま、請求、精算といっいた流れでした。
荷物は、食事中に運ばれて、テンダーで陸上の受け渡し場所へ。
複数のクルーズ船が同じ場所で荷物の受け渡しをしてましたが、バイオレットのクルーが荷物の元に居りましたので、
迷う事無く、受け取る事が出来ました。
むしろ、出迎えた現地ガイドの方が荷物を探して右往左往みたいな・・・。
乗船前は、ハロン湾を漂うような物だろうしとそれ程期待してなかったのですが、最初から最後まで予想を裏切り楽しませてくれる船でした。
以上、乗船から下船まで、ハロンバイオレットの印象を報告させて頂きます。
乗船前は、僅か6室に12人しか乗らない船。
宿泊型とは言え、ハロン湾の遊覧船にしか過ぎない船と評していたのですが、船は乗ってみなければ判りません。
終始、静かで、ゆったりとした時間が流れる中でのクルーズ・・・。
大型のクルーズ客船では決して味わう事の出来ない物がこの船にはあったとしか思えません。
本当の本当に、何の不安も戸惑いもなく、のほほぉ〜んと過していられる船でした。
当方のクルーズ史上で、この船ほど相性が良かった船も無いかと思います。
ホントに良い船でした・・・。
最近は、クルーズ全体が以前のような活気がなくなってきた気がします。
そんな時だからこそ、こういった小さい船にも目を向けて、一人でも多くの方に乗って頂き、クルーズの世界を、さらに奥深く探求し、その裾野を広げていって欲しいと願って止みません。
船と言うものは、相性や好き嫌いがハッキリ判れる物だと理解します。
当方個人の感想が、正しい答えだとは思えませんが、ある程度の自身を持ってお勧めできます。
ハロンバイオレットは、力を入れて販売されても良い様に思います・・・。
以上、参考意見として書かせて頂きました。
パンフレットは明日中に発送しようかと思います。 御笑納下さい。
まだまだ暑い日が続くと思いますが、スタッフ皆様に置かれましては、お体に注意してお過ごし下さい。
それでは、失礼します。 |
| |
|
|
|
|
|
 |
| アイネットジャパンコーポレーション |
東京都知事登録旅行業
第３−４６４８号 |
〒103-0014東京都中央区日本橋蛎殻町1-21-4 N2ビル2階
営業時間／月曜〜金曜09:30-18:00(休日：土.日.祭日)
Tel.03-5623-0780 Fax.03-5623-0730
E-mail: cruise-network@i-net-japan.co.jp |
|
|
