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まんぼうくらぶ会員活動報告リポート 「クイーン・ヴィクトリア」
極上の休日・・・。
土手一正

年末年始にクイーン・ヴィクトリアに乗船してきました。
終始順調で、楽しい正月休みを過す事が出来ました。

今回は往復共にキュナードの送迎サービスを利用したのですが
空港でキュナードの送迎スタッフと合流してからは出発前の不安は何処へやら
スムーズな対応であっと言う間に港へ向いチェックイン。
かなり早い時間に乗船できて、出港前に船内各所を下見する時間が取れました。
復路も、船内での集合から下船〜バスでの移動と時間配分が絶妙で
長時間待たされるといった事も無く快適でした。
キュナードの送迎サービスは利用する価値が十分あるように思います。

乗務員の対応も、船内どの施設においても、親切かつ丁寧な対応で
不自由なく生活する事が出来ました。

ブリタニア・リド・ベランダと当方が利用できるレストランは
すべて利用しましたが、いずれも甲乙付け難く、昼食の際は何処で食べるか迷ってました。
7分ほどの待ち時間は要しましたが、リドの焼き立てピザは大変美味しかったです。
ブリタニアレストランでは、船側が気を使ってくれたのか、日本語が達者なロシア人ウエイターが
担当するテーブルを指定して頂き、日本船に乗っているような感覚で、食事を楽しむ事が出来ました。
QM2の時も、アジア人ウエイターのテーブルにして貰えましたし、こういった小さい気配りが
キュナードならではのものなのかと考えます。

ロイヤルコートシアターのボックスシートも今回の楽しみの一つ。
航海中指定された日のみが有料制の指定席とかで、それ以外の時は早い者勝ちで誰でも使えるようでした。
有料での利用だと、開演30分程前からシアターラウンジに入場でき、そちらでのシャンパンサービス。
その夜の出演者の集合写真が1枚貰えて、開演時間に近づくと座席へ案内。
そこでも、シャンパンとチョコレートが振舞われ、有料だけの事はあるサービスが受けられました。
料金は若干高く感じましたが、公開中の思い出に利用される事をお勧めします。

ロゴグッズ等の品揃えは今ひとつと感じましたが、ブックショップはQM2に比べて
面積は小さいものの、客船関連の書籍が豊富で開店時間は必ず通ってました。
今回も船内で購入した品の大半は書籍です・・・。

寄港地はアムステルダム・ゼーブルージュの2箇所のみだったのですが
どちらも始めて行く土地だったので、興味深く楽しませて頂きました。
何れのツアーも街歩きの自由時間がとられてたので、時間以上にゆっくり出来た気がします。

朝食のルームサービスで目を覚まし、食後は散歩がてらにリドへ行きモーニングコーヒー。
日中は、船内施設や寄港地で楽しく過ごし、夕方は少し早めに着替えてシャンパンバーへ。
食前酒で喉を潤し、ディナーを楽しみ、食後はシガーラウンジでブランデー片手に葉巻を燻らす・・・。
現実の当方とは違った過し方・・・。
クルーズ=非日常と言いますが、今回のクルーズで改めてそれを実感しました。

クルーズ中盤、アムステルダムを出港後の北海は風強く波高く、大揺れに揺れる事を覚悟するような海でした・・・。
しかし、そんな海でもヴィクトリアは何事も無いかのように揺れも振動も感じさせる事無く走りぬき
ライナーの末裔としての本領を当方に見せてくれたような気がします。
揺れの感じ方は人それぞれだと思うのですが、乗り心地が良い船なのは間違いないと思います。
本当に乗り心地は極上でした・・・。

最終日、サウサンプトンは雨の中・・・。
ターミナルの出口で振り返ると、屋根越しにキューナードレッドの煙突と共に
クイーン・ヴィクトリアのイルミネーションが見送ってくれているかのようでした。
この雨も、別れをしのんで降らせてくれたような気がします・・・。

3姉妹中、2隻に乗船。
残るは末娘のエリザベス・・・。
機会を見つけて必ずや乗船してみたいと決意しつつヴィクトリアとの別れをも楽しみました。

見た目に反して乗りやすいと感じるキュナードの船。
まだの方はぜひ一度お試しの程を。

     
     
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