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南極大陸(マーガレット湾)クルーズ寄港地
ツアーポイント

世界で最も新しい探検船が南極での発見の旅へ誘います
最新鋭の遠洋航海船フラム号でめったに訪れる事の出来ない地域、南極半島への旅をお楽しみください。フラム号は南極圏の外側の氷の厚い海や南氷洋、さらには歴史に残るマルガリーテ湾の中まで航海出来るように特別に強化された船体を持つクルーズ船です。
快適な客室ブリッジからも海上に浮かぶ山のような氷山を眺めるだけでなく、特別な極地仕様のボートをご用意してありますので、ペンギン居留地などを間近で見たり、近代的な研究設備持つ基地や使われなくなった基地跡を観るために上陸することが出来ます。
さらに、ほとんどの船が立ち入ることのできないマルガリーテ湾まで足を延ばすツアーでは原始の風景を幾つも持った南極半島と皇帝ペンギンや珍しいロス・アザラシなど、他の旅行では見られない野生生物とふれあうことが出来ます。

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スケジュール

1

デセプシヨン島 Deception Island
イギリスの商人ウイリアム・スミスは、1819年2月に双帆船でホーン岬を回航している時に遭遇した嵐によって吹き寄せられたことで、この南シェットランド諸島を発見しました。英海軍士官エドワード・ブランスフイールドと共にスミスは、更に南へ進み南極大陸を発見したと信じられています。これは後に歴史家によってロシア海軍にいたドイツ人タデウス・フオン・ベリングシャウセンが南極大陸を発見する日より3日前に過ぎなかったと言われています。
南シェットランド諸島のハイライトの一つはデセプション島です。この島は直径 12kmの噴火口に海水が入り込んで出来たリング状の島で、自然の港ホエラー湾があります。この湾はノルウエー人ヘクターによって、1912から1931年までの間、鯨の加工基地として利用され、1941年には英国の基地が設営されましたが、 1961年の終わりに火山の噴火が起こり破壊されてしまいました。天候が許せば遺跡に立ち寄ることになります。

2

ハーフムーン島 Half Moon Island
長さ2km程の絵の様なリビングストン島の陰にある小さな島、ハーフ・ムーン島は極地の光景の単調さを破る宝石のような島です。切り立った岸壁はアゴヒゲ・ペンギンの一大居留地で、南極アジサシ、ケルプカモメ、ウミツバメなどの海鳥や数種類のアザラシも見る事が出来ます。
浜辺には遺棄された木造のボートが見られ、西の端には大きなアルゼンチンの国旗で飾られた、テニエンテ・カマラ基地のオレンジ色の建物が見られます。

3

ヤンキー・ハーバー Yankee Harbour
この島には背景となる素晴らしい被写体が数多くあり南極大陸の一つのハイライトとなります。
アザラシ狩猟師がこのグリーンウイッチ島のヤンキー・ハイバーを自然に作られた港として利用してきました。ここは1kmにもなる天国のような岬にある良港でカニクイ・アザラシや象アザラシなどが狩られていましたが、今では猟師たちも去り、砂浜にはその名残が見られるだけになっています。ここでは 4,000組にも及ぶジェンツー・ペンギンの居留地が見られます。
また、ここはトウゾクカモメの繁殖地でもあり、ペンギンを襲う姿を見ることもあります。ヤンキー・ハーバーからはリビングストン島に通じるマックフアーレン海峡やクジラが餌を取る海として知られるブランスフイールド海峡を見ることが出来ます。

4

クバービル島 Cuverville Island
ロンゲ島とアルクトスキー半島の間を通る狭いが美しいエレラ海峡はベルギー人の レオ・エレナ博士によって発見されました。ここにはクバービル島があり、島は南極半島でもアゴヒゲ・ペンギンの一大棲息地として知られています。二つの島の間の浅瀬に突き進んでくる氷山の壮大な姿は目を奪われる光景です。
雪の降りはじめはペンギンにとって厳しい季節で、彼らが巣に向かった跡は、まるで複雑に絡みあった高速道路のように見えます。

5

ネコ・ハーバー Neko Harbour
アンドボード湾は南極半島の奥深くに位置します。ここから50kmでウエッデル海となります。山々と南極の高い氷山に囲まれたこの湾の自然の光景はまれに見る美しさです。
19世紀初頭クジラ捕りに発見され、ネコ・ハーバーと命名されたこの波止場は島の最奥にあります。南極大陸でも数少ない上陸可能な場所の一つで、アルゼンチン隊の避難所とアゴヒゲ・ペンギンの営巣地を見ることが出来ます。

6

パラダイス・ハーバー Paradise Harbour
この港はその名前の通りの華麗さと美しい光景を持った島です。ジェルラシユ海峡から吹きつける強風から船を守り、南極半島への道はここから開かれます。ここにはアルゼンチンのアルミランテ・ブラウン基地、チリのゴンザレス・ヴィデラ基地がペンギンの居留地に沿って在ります。ゴンザレス・ヴィデラとは、1922年にこの地で遭難し転覆したボートの下で越冬した二人の船乗りの名前から取られたものです。アイルランド生まれのアルゼンチン海軍の創設者アルミランテ・ブラウンが 1984年に狂人の医者の放火によって失われた建物を再建しました。

7

ルメール海峡 Lemaire Channel
ルメール海峡はドイツ人探検家エドワルド・ダルマンによって1873年に発見されたが、1898年エイドリアン・ド・ジェラシュによって彼の同僚のチャールス・ルメールの名を取って海図に記載するまで知られませんでした。この海峡は幅1.6km、長さ11kmしかありませんが水面に映る氷山の言葉にも表わせず絵にも描けないような景色は、南極に向かう途上で目にする光景の中でも特に素晴らしいものです。晴れた日には心に残る光景が見られるでしょう。

8

ピーターマン島 Petermann Island
ダルマンによって発見され、ドイツ人地理学者オスカー・ピーターマンに因んで命名された島。ジャンーパプチストシャルコー協会及びフランスの南極遠征隊によって1908年にアデリーペンギンや青目のむく鳥の冬の繁殖地であることを紹介されてから有名になりました。この島は絵のようなペノーラ海峡の中にあり、見事な氷山、回遊するクジラを観察できる絶好のポイントとなっています。また、この島にはアルゼンチンの避難小屋や、フランスの記念碑、そして英国基地の近くには亡くなった3人の隊員の十字架が立てられています。??

9

ポート・ロックロイ Port Lockroy
英国基地ガウデイエー島にあるポート・ロックロイは1941年に建設されましたが、1962年に放棄されました。それから1996年まで無人でしたが、今では南極の信託財産として面目を一新し、最も訪れる人の多い観光地となっています。ここでは干し肉(ペミカン)、缶詰のプリン、1950年代の雑誌までも手に入れることが出来ます。
巣ごもりするジェンツー・ペンギンも今では観光客に慣れきっています。博物館には郵便局や土産物店があり、帽子やシャツ絵ハガキなどを売っており、初日カバー切手のサービスもあり珍しい南極の切手も手に入ります。また、南極局の消印を押して送ってくれます。

10

ウイルヘルミナ湾 Wilhelmina Bay
山と高い氷壁に囲まれたウイルヘルミナ湾は大小様々な氷山が彫刻のように散在して訪れる者を魅了します。古くはクジラ捕り達の豊かな漁場としてクジラやアシカが捕獲されていました。今も岸壁に残る捕鯨船の残骸がその当時を思わせます。
天候と氷の状態が許せば1915年に船火事を起こし、積み荷と乗組員を救うために座礁したこの船を、間近に見るために極地仕様のボートを出します。また、飛び交うアジサシなどを観る展望台も用意されています。

11

アンタークティックサウンド Antarctic Sound
巨大な棚氷から分かれ出た1マイルにもおよぶテーブル状の氷山が激しいウエッデル海を漂流して、南極半島の北東の端にあるこの南極の瀬戸まで到達します。ここは1903年にスエーデンの伝説的な探検家 カール・アントン・ラーセンによって初めて案内された道です。この苦難の航行は筆舌に尽くせないものがあったようです。48kmに及ぶこの瀬戸はそれ程航行が難しく、我々にも印象深いものになる事と思います。ここは50万羽に及ぶアデリー・ペンギンの棲息地でもあります。

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ブラウン・ブラフ Brown Bluff
半島の先端にある南極の瀬戸(アントアークテック・サウンド)に沿った ブラウン・ブラフは、噴火と溶岩によって作られた745mにもなる切り立った断崖から そう呼ばれるようになった所です。ここにはアデリー・ペンギン、ジェンツー・ペンギン、ケルプ・カモメ、ウミツバメ等が棲み、ウエッデル・アザラシも良く見られます。天候が許せば、この地に上陸してペンギンの??? 居留地の中を散策して彼らの可愛い仕草を観る事が出来ます。
8日目の午後にはここを離れますが、最終的には船長の判断によって出航時間を決める事になります。

13

マルゲリーテ湾 Marguerite Bay
フランス人探検家 ジャン・バプチスト・シャルコーの最初の妻は彼を捨てて離婚したが、第二の妻 マルガリータは彼の探険を支え励ましてきたので シャルコーはそんな妻の名をこの美しい湾に付けました。ここは南極半島西端における皇帝ペンギンの繁殖地として知られていて、その営巣地は環境保護の立場から特別に守られていますが、我々はそれを身近に観察することが出来ます。ここには新旧幾つかの基地が設けられています。アデレードにあるロテリア基地は英国の研究チームにとって最大のもので、近代的な研究施設があります。又米国もここをホームタウンとしています。

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