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小笠原クルーズ

にっぽん丸 飛鳥II ぱしふぃっくびぃなす

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父島・母島おがまるパック
2024年4月〜2024年9月
[3] 飛鳥II 夏の小笠原クルーズ
2024.7.22(月) - 7.27(土) 6日間
21年上期 小笠原父島6日間 観光付 プラン
2021年4月〜2021年9月
<出発済みご参考>
21年上期 小笠原父島6日間 フリープラン パッケージ
2021年4月〜2021年9月
<出発済みご参考>
20年下期 小笠原父島6日間 パッケージプラン
2020年10月〜2021年3月
<出発済みご参考>
20年下期 小笠原父島6日間 観光付きパッケージ
2020年10月〜2021年3月
<出発済みご参考>
新型おがさわら丸

【小笠原諸島 概要】

北緯20度25分〜27度44分、東経136度4分〜153度59分の広大な海域に大小30余りの島々が散在する小笠原諸島。

映画やニュースで有名な硫黄島や沖ノ鳥島なども含まれ、日本の排他的経済水域(EEZ)のおよそ1/3はこれら小笠原の島々によって確保されています。いずれも行政上は東京都に属しますが、主島である父島ですら空港が無く、アクセスは東京・竹芝桟橋との間に概ね6日に1便運航している定期船のみ。まさに太平洋の大海原に浮かぶ離島群と言えるでしょう。

独自に進化した自然と文化

そんな小笠原には、「最初に定住したのは日本人ではなかった」といった意外な歴史、太平洋島しょ地域の流れを汲むと伝えられるユニークな踊り、そして、この島でしか見られない固有の生き物など、特異な歴史と文化、更に自然が豊富。特にその自然は、2011年6月にユネスコの世界自然遺産に登録されました。

多くの人が知っていて、殆どの人が行ったことのない島々、小笠原―。この機会にぜひお出かけ下さい。

小笠原の気候
亜熱帯に属する小笠原は年間を通して暖かく夏と冬の気温差が少ないです。 温暖多湿な海洋性気候にも属するため、夏は本土並み、冬は本土よりも暖かいです。

雨について
父島の降水量は5月、11月に多くなっています。梅雨前線は小笠原の北に現れることが多いため梅雨はないと言われています。
小笠原村観光協会スタッフの経験上ゴールデンウィーク明けから1カ月位は雨が多いようです。梅雨前線が本土に移動する頃、小笠原は太平洋高気圧に覆われて海は穏やかな凪の日が続きます。

父島の四季

春は本土の三寒四温に合わせて冷たい風が吹く日と暑い日が交互にやってきます。

夏〜秋
本格的な夏になると晴れた日に一時的にスコールが降るようになります。

冬〜春
冬から春にかけては本土にかかる前線の影響で強風が吹くことがあります。

年間を通して日差しは強いので、冬や曇りの日でも油断せず日焼け対策を忘れないようにしましょう。

台風
台風は水温が高い季節になると小笠原の南の海上で発生します。小笠原を直撃することはまれですが、近くを通過した場合は船便に影響をすることがあります。
おがさわら丸が欠航することはほとんどありませんが、東京出港が遅れたり父島出港が早まることがあります。運航につきましては小笠原海運にお問い合わせください。

小笠原の歴史
小笠原諸島は文禄2年(1593)、信州深志(松本)の城主であった小笠原長時のひ孫、小笠原貞頼が発見したと伝えられています。
しかし最初の定住者は日本人ではなく、当時欧米からたくさんやってきていた捕鯨船に、水と食料を供給する為に住み着いた、欧米人5人とハワイ人15人でした。
その後、明治9年(1876)に日本が領有宣言をして、国際的にもここが日本領土として認められました。

ここでの農業は、亜熱帯性気候を生かした果樹や冬野菜の栽培、漁業ではカツオ、マグロ漁のほか、捕鯨やサンゴ漁などが行われ、大正後期には人口7,000人を超え小笠原の最盛期を迎えました。

しかし、太平洋戦争を境に、それまでの平和で美しい島の様子が大きく変わります。昭和19年(1944)には、6,886人の島民が本土へ強制疎開させられ、硫黄島では日本軍が玉砕し、日米両国を合わせて28,721人の尊い命が奪われました。

戦後、小笠原は米軍の統治下に置かれ、一部の欧米系島民しか帰島を許されませんでした。全ての島民たちの帰島が許されたのは、それから23年後の昭和43年(1968)6月26日、小笠原諸島が日本に返還された時です。内地での生活基盤が出来上がった人たちも多く、小笠原へ戻ることを諦めざるを得なかった人も少なくありません。
昭和54年(1979)4月に村政が確立され、自然と共生する村をめざして新しい村づくりが始まりました。

小笠原の人口
平成24年3月現在、小笠原の人口は父島で約2,000人、母島で約500人です。
父島は主に北部の大村地区、清瀬地区、奥村地区に人口が集中しています。母島は元地地区、静沢地区に人口が集中しています。

小笠原のくらし
生活用品や生鮮食料品などは、定期船おがさわら丸で運ばれます。新聞も一週間分まとめて届きます。おがさわら丸入港日の午後の商店はたくさんの買い物客で溢れています。
商店や飲食店、観光業に携わる島民はおがさわら丸の運航に合わせて休日をとっています。

おがさわら丸は年に一度整備のためドックに入ります。一月に行なわれることが多いですが、2週間程おがさわら丸は留守になります。そのため生鮮食料品が不足しますが、買い溜めをして乗り切ったり、本土に長期休暇に行く人も多いです。

小笠原の産業
島では農業・漁業も盛んですが、島の自然を活かしたエコツアーの先進地として、観光業に携わる人も多く生活しています。海のレジャーはもちろん、一度も大陸と繋がったことのない海洋島・小笠原だからこそ見られる固有の植物の数々。
天然記念物に指定されている鳥などの生き物たち。小笠原へお越しの際は是非、海と山の大自然をお楽しみください。

【小笠原諸島へのアクセス】

小笠原諸島の父島は東京のはるか1000km南にあります。小笠原諸島で人が暮らしているのは父島と母島のみで、自衛隊などの施設がある硫黄島、南鳥島を除く他の島々は無人島です。

小笠原を訪れるには東京港竹芝桟橋から父島二見港まで定期船「おがさわら丸」が就航しています。
飛行場はありませんので船が唯一の交通手段になります。


おがさわら丸は東京港竹芝客船ターミナルを午前10時に出港し、父島の二見港には翌日の午前11時30分に到着します。
所要時間は25時間30分です。
おがさわら丸は通常はほぼ一週間に一便ですが、ピークシーズンには3日に一度のペースで運航されています。
運航スケジュールにつきましては小笠原海運ホームページをご覧ください。 
チケット販売、予約窓口は クルーズネットワークです。

父島到着時のご案内
父島到着時、多くの宿泊施設スタッフやガイドツアースタッフがお客様をお待ちしております。
お宿をご予約の際に「港にお迎えに行きます」と言われているお客様は、ご自分の宿泊先名が書かれたプラカードを持っているスタッフのところに行って下さい。
同様に、ツアー予約時に「港で手続きをします」というご案内があった場合は、ガイドツアースタッフのところに行って下さい。

母島への行き方
母島へは父島から「ははじま丸」が就航していますので、母島へ行く方は「ははじま丸」船客待合所へ移動してください。おがさわら丸船客待合所より東へ徒歩1分です。通常は午後12時30分出港ですが、おがさわら丸の到着時刻により変更する場合があります。

父島二見港から50km南にある母島沖港まで2時間10分かかります。
ははじま丸の運航スケジュールにつきましては小笠原海運ホームページをご覧ください。

また、母島での宿泊・ガイドツアーなどのご案内は母島観光協会へお問い合わせ下さい。

   
おがさわら丸. 父島漁港
おがさわら丸...
父島二見港停泊中
父島漁港...
父島の漁港から見た風景。
父島二見湾 南島扇池
父島二見湾...
枝サンゴの浅瀬と深いブルーが混じりあう二見湾
南島扇池...
世界的にも珍しい沈水カルスト地形の南島。
透き通る美しさの扇池から外洋を望む。
ザトウクジラ 東崎
ザトウクジラブリーチ...
ザトウクジラのジャンプ(ブリーチ)
東崎...
紺碧の東崎を望む。
ミナミバンドウイルカ. ザトウクジラ
ミナミバンドウイルカ...
小笠原では通年イルカが見られます。
ザトウクジラブロー...
ザトウクジラの潮吹き(ブロー)
母島漁港.. メグロ
母島漁港...
母島漁港での水揚げ風景
メグロ...
小笠原固有種、特別天然記念物。
世界で母島にしかいない鳥。
森. マルハチ.
森...
亜熱帯のジャングル小笠原。
独自に進化した植物が生い茂る。
マルハチ...
小笠原固有種の木性シダ。
扇浦 タコノキ
扇浦...
扇浦海岸のビーチ。
シーカヤックツアーの出発地の一つでもあります。
タコノキと夕焼け...
美しい夕焼けに染まるタコノ木(小笠原固有種)。