グリットヴィッケン
アンデス山脈の潜岬であるサウスジョージアは、時に海に浮かぶアルプスと呼ばれたりしています。
かつての捕鯨基地には、迷路のように古ぼけた建物が立ち並び、キングエドワードコーヴ(小さい入江)の海岸はさながらゴーストタウンのようです。
この風景と好対照をなすのが、1913年にノルウェースタイルで建てられた白い杭垣と羽目板でできた教会です。近くの捕鯨者達の墓地の中には、かのサー アーネスト・シャクルトンも永眠しています。
エルセフル
サウスジョージアの北西端に位置するのがエルセフルです。比較的温暖な気候のため、約百万羽のペンギンの営巣地になっています。
ここからの風景は、本船のデッキからの眺めをお楽しみください。岩の多い海岸線から望む海には、ナンキョクオットセイやミナミゾウアザラシが多く、かつてシャクルトンとその隊員数名が、救助を求めにストロムネスの捕鯨基地を目指したときに、よじ登ったピークなどもご覧頂ける予定です。
ゴールドハーバー
キングペンギンを観察する絶好の場所の一つです。
立ち上がると1メートル近い身長のあるこのペンギンの、オレンジ色の羽毛は遠目にも鮮やかです。
サウスジョージア南東岸に位置するこの辺りでは、その他にも多くの魅力的な野生動物に出会える可能性があります。
灰頭アホウドリ、ノドジロクロミズナギドリ、キバシオナガガモなどが見られる機会があるかもしれません。
※南極での上陸に関して
われわれが上陸を試みる予定の場所や訪問順序は氷の状態や天候に大きく左右されます。
お客様の安全を第一に考慮して、最終的に船長により決定されます。
|